今まで注目度の低かった
日本産スピリッツ(ジン、ラム、ウォッカなど)が
今、世界から注目されつつあります。

ジャパニーズ・ジンの輸出

日本ではジンのブームは2016年頃から徐々に始まり、クラフト・ジンメーカーが注目を浴びています。日本でブームが始まって数年後の2024年には、日本になんと100を超えるジンのメーカーが存在しています。(弊社調べ)その多くは日本特有のボタニカルや、日本らしさを感じる、柚子やお茶の葉を使用するなど、個性を感じるものばかりです。

国産ジンの海外輸出

2016年
5,250リットル / 15,067,000円

2020年
2,490,250リットル / 1,743,712,000円

2022年
5,548,382リットル / 4,251,954,000円

2016年の輸出量は5250リットルのみで、全く注目されていなかったジャパニーズ・ジンでしたが、翌年の2017年には輸出量が一気に46倍となり、直近の2022年には500万リットルを超えるなど、驚異的な伸び率を記録しています。

* 数字は国税庁の発表データによる(2024年)

ジャパニーズ・ラムの 輸出

ジャパニーズ・ラムの 歴史のスタートは1960年頃にさかのぼります。日本最南端の地、沖縄に駐留していた米軍向けに製造されたことがキッカケです。沖縄の自然豊かな地で採取されるサトウキビと、そこから精製される糖蜜を原料に日本独自のラムを作るメーカーが数社存在しますが、生産量は極めて少なく、とても希少性が高いです。

国産ラムの海外輸出

2016年
15,994リットル / 34,548,000円

2020年
26,003リットル / 34,028,000円

2022年
84,748リットル / 129,540,000円

日本ではサトウキビは沖縄で生産されますが、中南米に比べると生産量は小さく、ラムに使用できるサトウキビ・糖蜜の数量は限定的です。 それでも、Japanese Rumは世界に徐々に認知されており、近年の輸出量の増加は目を見張るものがあります。

* 数字は国税庁の発表データによる(2024年)

ジャパニーズ・ウォッカの輸出

「ジャパニーズ・ウォッカ」の認知度は元々低く、日本国内でもその存在を知っている人はあまりいませんでした。それが2017年にニッカ、2019年にはサントリーなど大手が本格参入したことで徐々に「ジャパニーズ・ウォッカ」の認知度が上がってきました。クラフト・ウォッカをつくる小さな企業も数社現れ、アジア圏など海外で徐々に人気が出ています。

国産ウォッカの海外輸出

2016年
23,130リットル / 25,482,000円

2020年
410,308リットル / 275,188,000円

2022年
955,356リットル / 717,989,000円

輸出数は未だ小さいですが、2017年から2018年にかけて輸出量が3倍を超える伸び率となりました。2019年はサントリーが本格参入したことで、更に輸出量が大きく伸びることが予想されます。過去6年で輸出量は40倍以上に急成長しています。

* 数字は国税庁の発表データによる(2024年)

焼酎の輸出

日本が誇る「スピリッツ」と言えば焼酎ですが、その多彩な原料バリエーション(芋・麦・米など)は海外の人には珍しく映るようです。香りと味に独特のクセがある為か、海外マーケットでの広まりはスローですが、海外市場へのポテンシャルは未知数であり、とても楽しみです。

国産焼酎の海外輸出

2016年
2,189,557リットル / 1,466,128,000円

2020年
1,796,971リットル / 1,201,303,000円

2022年
1,927,791リットル / 582,887,000円

輸出量は暫く横ばいが続いていましたが、長らく最大の輸出国であった中国への輸出量が大きく下がりました。焼酎はこれまで主に海外滞在の日本人向けに輸出される事が多かったものの、近年増加しているインバウンドに伴い、日本の旅行中に出会った「SHOCHU」にハマる観光客も密かに増えています。

* 数字は国税庁の発表データによる(2024年)

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